Wednesday 30 June 2010

別に何かを背負う必要はないのだけれど...

ワールドカップと日本についてもうひとつ。

家の近くに、よく行くTESCOという小さいスーパーがあります。店員の一人にレジで会えばsmall talkをする仲のスリランカ人の大学生(院!?)がいます。(名前は未だに聞いていませんが、最近知らないことが失礼だと思っているので、次回あったときに聞く予定です)

今日たまたま帰りがけに寄ったら、ちょうどその店員のレジで会計を済ませることになったのですが、向こうの方から「昨日の日本の試合は惜しかったね。唯一のアジアのチームだから、なんとしても勝って欲しかった」と、とても嬉しいコメントをもらいました。同じアジア人として、白人社会の中でお互い頑張る同士として、僕も日本人社会でのんびりしている場合でないと改めて感じました。まだまだ白人社会に「どれだけ日本人が賢いのかを証明する戦い」を挑む必要があり、とてもLivelyになっています。

ここ数ヶ月はLatin Americaの友達とわいわいやっていましたが、楽しいLatin Timeは今日でおしまいです。明日からは7月。あっという間に1年の半分が終わってしまい、未だにひとつの目標も達成できていない情けない自分にいらだつばかりです。

遺伝からくるMハゲの進行も加速してきているので、明日は節目としてまた坊主になります。

Tuesday 29 June 2010

一流が一流を育てる。

先ほど、日本とパラグアイの試合が終わりました。両チームともディフェンスをメインにおくチームなので、Poorな試合内容で、案の定PK戦になりました。結果的に日本は負けてしまいましたが、もっとオフェンシブに行っていれば勝てたような試合だったと思いました。

今回のワールドカップでの日本代表の快進撃で、海外のクラブに移籍する選手が何人か出るはずだと期待しています。もっとレベルの高いところで揉まれて、次回のブラジル大会では、今回のディフェンス力を持ちながら、もっと攻撃的な日本代表が見られることを期待します。また、テレビの前で涙を流しながら応援してくれた日系ブラジル人の友達にもありがとうを言いたいです。

話は変わって、現在僕は超音波検査を放射線科医と外科医というタイプ違う科の先生達に教わっています。当然先生によって手技は明らかに違いますが、検査の質はとてつもなく高く、技術を盗んでいます。

レベルの高い世界を知らないといつまでたっても「井の中の蛙」で終わってしまうような気がします。今の状況は大変ですが、ひとつの技術を身につける過程としては最高の環境です。

Thursday 24 June 2010

進化!

始めに、ワールドカップの日本の成績「3連敗で予選リーグ敗退」を予想して本当にすいませんでした。事前の練習試合4連敗しておいて、今回の成績2勝1負はどう考えてもダークホースとしか言いようがありません。

ランキング上位国に挑んでいった「攻めの姿勢」に本当に元気をもらっています。試合ごとにどんどん強くなっていっている、岡田JAPAN。彼らに足りなかったものは「自信」だったのかなぁと思っています。

今日のデンマーク戦のフリーキック2発は、BBCのコメンテーターベタ褒めでした。おまけに本田選手の活躍は「World Class」で、これから移籍金が跳ね上がるとBBC特設スタジオは大盛り上がり。

周りの友達の国はワールドカップに出場出来ていない中で、日本が決勝トーナメント出場は、最高に気分の良い夜になりました!

明日は仕事に行く気になりませんが、頑張ります。

Sunday 20 June 2010

Green DayのStadiumでのConcertとHastingsへの一人日帰り旅行

ダライラマが来日しているそうで、閉塞(へいそく)感に満ちた現代日本の若者にメッセージを送りました。その内容が以下の文章で、本当にそのとおりだと思います。

「日本の若者は英語を学び、中東やアフリカ、ラテン・アメリカなどへ積極的に赴き、その発展に大いに貢献すべきだ」

4月頃だったと思いますが、日本の放射線技師の資格で海外青年協力隊としてコロンビアで2年ボランティアができることを知りました。現在イギリスにいますが、いずれはスペイン語の勉強もしたいと思っています。まぁすぐにではありませんが、いずれは南米に行くことになると思います。

現在ワールドカップで想像以上に大健闘している日本代表。その中でも「谷間の世代」と呼ばれる80年前半生まれの選手達が中心になってチームを引っ張っています。同じ谷間世代として元気をもらっています。

Friday 18 June 2010

at the drop of a hat

I'm going to Green Day Gig at Wembley Stadium tomorrow. This paragraph below is one part of the interview,which Billy Joe Armstrong from Green Day had before. I'm totally agree with the last sentence, and it seems that person, who has no passion is getting old quickly.

Why do you never seem to age?
[Laughs.] I definitely age. It's about trying to mentally keep yourself in a place where you're never resting on your laurels. That's the fountain of youth. It has nothing to do with the wrinkles on your face, how fat you get or if you get gray hair. It's your zest for life.

Tuesday 15 June 2010

番狂わせ

昨日の日本とカメルーンの試合は、がむしゃらにできることを精一杯やって掴み取った勝利。見ていて本当に興奮しましたし、海外で生活するうえで元気をもらいました。試合内容をいろいろ言われていますが、「結果がすべて」です。

残り2試合、どうなるのか楽しみです。

ちなみに、昨日は日本戦を自宅で観戦した後、Centre of LDNでイタリア・パラグアイの試合を観戦しました。毎日2試合を見ている状態で、困ったことにまったく勉強に集中できません。

Sunday 13 June 2010

LDN

ワールドカップが開幕し、昨日England vs USAの試合を友達とBig screenのあるPubで観戦しました。結果はまさかのドローでしたが、日本よりも明らかに熱狂的なフットボールファンのイギリス人に混じっての観戦は本当に楽しい時間でした。

また試合観戦後は、酔いを醒ますために10分ほど散歩をしてから帰る予定でしたが、駅に向かう途中で偶然Classmateに会いました。コロンビアン友達のグループで、その中には両親がEmbassador(大使館員)のため東京に4年住んでいたコロンビアンの女の子や、大阪に1年住んでいたイギリス人などなど、またロンドンの狭さを感じることが出来ました。Home Partyの誘いを受け・参加する予定でしたが、僕のほうは朝から仕事・おまけに超音波の手技をみっちり放射線科医に叩き込まれていたのとHome PartyではなくダンスPartyで、体力的に限界だったので途中で帰りました。

イギリスに来る前は、Neesweekから得たマリファナのイメージしかなかったコロンビア。イギリスにきて初めの1年はどうしようもないコロンビアンにしか会っていなかったので、本当に悪いイメージしかありませんでした。しかし、彼らと仲良くなるにつれ・明るくてフレンドリーな性格を知ることが出来、今はLatin Americaのなかで一番好きな国の人たちです。

ちなみに、明日は日本の代表の試合です。監督のふがいなさとイマイチな選手達が多いですが、キャプテンマークをつける長谷部誠は同じ小学校、中学校の1つ下。応援しないわけがありません。おまけに火曜日はポルトガル、ブラジルの試合が立て続けにあり、水曜日がスペインの試合です。英語と超音波の勉強をしなければいけませんが、サッカー観戦も大事です!

おまけに今月末からはウィンブルドンです。この2つのビックイベントを楽しんで、(VISAが却下されて)帰国しそうな気がします。

Monday 7 June 2010

予期せぬ出来事が起こる日々と、計画していたことが次々にダメになる日々

昨日は、Rage Against The Machineというアメリカのバンドが「近くの公園で無料コンサートをする」ということだったので、夜8時過ぎあたりに会場に向かいました。チケットは持っていないので、会場の外でビール飲みながら漏れてくる音でも聞いて楽しもうと、軽い気持ちで行ったのですが、会場の外には同じようなことを考えていたチケットの取れなかった多くのファンがいました。そして、ライブが始まるほんの少し前に、興奮を抑えられなかったのか、もしくは常習犯だったのか、どちらか分かりませんが彼らは防護フェンスを破壊し一気に会場に突入するという、日本では考えられられないようなことをやってくれました。当然、その近くにいた僕も一緒になって会場に突入しました。

会場内に入った瞬間は、とても心地が良く「野外フェス」の雰囲気はHeavenでした。実際、会場内にいたオーディエンスからしてみると、勝手に入ってきたチケットのないオーディエンスの興奮度合いは尋常ではなかったと思います。

以下に、今回のFree Concertがどのような経緯で行われたのか簡単な説明があるので読んでみてください。

http://www.guardian.co.uk/music/2010/jun/07/rage-against-the-machine-review

また今日は、無理やりVISAの延長申請を行いました。3月の下旬から準備を始め、いよいよ大詰めにきたところ、最後のピースとして必要だったBank Statement(銀行の残高証明)の作成において、銀行側が先月から突然ルールが変えたようで、今日は散々振り回されてしまいました。もうこれ以上は自分ではどうすることも出来ない状況だったので、残念ながらダメもとで申請することにしました。VISA延長成功の期待をする必要がなくなった分、期待して絶望を味わうこともないので、結果が出るまでは楽しい毎日を過ごせるような気がします。過去の適当過ぎる審査が違法学生・違法学校を増やしたにもかかわらず、ここ1,2年で突然ルールが厳しくなってしまった学生VISA。真面目にやっている学生が報われないのは腹が立ちますが、世の中はそんなものだと思っています。

最後に、現在僕は日本文化のいい部分だけを残し、Westerniseそれどころか最近はLatiniseまでしてきています。時間があれば誰かと喋って、綺麗な女性がいたらgazeする。これには以前のClassmateの影響も大きいですし、日本ではタブー視されていたようなことがこっちでは普通、しなければG.A.Yと間違われて見られることも影響しています。

今日はメンタル的にかなり参っていましたが、顔見知りの店員のいるLaundryでのsmall talkは、不便からくるストレスを完全に吹き飛ばしてくれました。この店員とどうやって知り合いになったのか思い出せませんが、LatinのCasualでFriendlyなノリが、結果的にいい方向に行ったひとつの成功例だと思います。

Thursday 3 June 2010

So what!?

今日先週受けたTOEICの試験結果が出ました。今回も前回同様Reading & ListeningのTOEICを受けました。結果はListeningは問題なしの9割、Readingは前回よりも点数が下がり、弱点のReadingに殆ど時間を費やした結果がこれだったので、自分の英語がまだまだとしか言いようがありません。

僕のプランでは、今回の結果で放射線技師のResisterが可能になり、あとは労働VISA申請の際の英語能力の証明としてIELTSの勉強に移行出来るかと考えていましたが、早速出鼻をくじかれてしまいました。

しかし予定通り、来週からはIELTSの勉強をメインでします。もちろん、簡単な英語の試験で目標点を取って放射線技師としてイギリスのinstitutionに出来る限り早く登録するのがPriorityですし、未だにそれすら達成することができない自分の英語力を疑う必要があるのは理解しています。けれど、長い目でみて「英語の向上」を考えると、IELTSを勉強するほうが、TOEICの勉強を続けるよりも得られるBenefitが遥かに多いと思います。

現在、ロンドンにいながら日本人社会に戻って1ヶ月が経ちました。英語を使う時間が極端に少なくなり、明らかに思ったことを英語で言えなくなっている自分がいます。おまけに、日本人社会の窮屈さに息苦しく、気分が悪いです。今日は一人のドクターから超音波の手技のOKをもらいましたが、僕の中ではインターナショナルの環境で日本人として働く・何かを成し遂げることのほうがよっぽど興味がありますし、その環境こそが自分が自分でいられる場所だと思っています。そのためには、まず英語ありきで超音波の手技ではないのです。最近自分したいことに時間を費やすことことが出来ずストレスが溜まり始めてきた危険な状態ですが、なんとか乗り切りたいと思います。

また、今回の試験の結果には落胆していますが、試験の英語がダメだっただけで、とてもゆっくりなペースですが少しずつ英語の能力が伸びていることを英語の小説を読みながら感じています。10回やって10回ダメならどうしようもないですが、まだそんな状況でもないので僕は諦めません。

今日は、国籍・職種はは違えど同じ目標に向かって頑張っている友達から突然連絡がありました。彼女も僕と同じようにStruggle中(やりたいことが出来ず)、今ホームシックだそうです。お互い最初のゴールまでもう少しです!

ちなみに、何もしないで一日中家に閉じこもってるドブネズミを見ていると、絶対にあんなみすぼらしい人生にしたくないと思い、面白いことに普段以上に元気が出てきます。職場で一緒に働く現地の放射線技師は69歳と65歳。けれど、あまりにも元気すぎて40後半から50前半にしか見えません。興味と向上心。心の年齢が、本当の年齢のような気がします。

ロンドンは、昨日からまた暑い天気に戻りました。ヨーロピアンの女性が過去2年と比べ、メチャクチャ綺麗に見えて自分がアジア人である現実に落胆したりもします。いろんなことがありますが、常に「ポジティブに考え」て頑張ります!

Tuesday 1 June 2010

2回目

先々週までいたクラスで起こったことですが、授業中におけるちょっとした気遣いや親切心(ペンを貸したり、お菓子のシェア等)が、どうやらラテンの人達には何かしらのアプローチに映るようです。コロンビアンのクラスメイトからは「あんたはいつも笑ってて(笑顔で)、open mindで他の日本人と全然違う」と言われたことがあり、同じ仲間として見てくれていた分、ちょっとした心遣いは違ったように映ってしまったのかもしれません。

僕としては、友達の間でのこのようなことは普通のことと思って何気なくしていましたので、大したことではないと思っていましたが、思った以上に話が複雑になってしまいました。

事の発端は、ある日から隣同士に座るようになった一人のコロンビアンの女の子です。彼女は現在19,20で18のときにイギリスに来ました。理由は、不景気の影響で父親の仕事による収入が減り大学を辞める(or 休学)せざる得なくなり、出稼ぎor英語の勉強のためでした。当然両親からの仕送りは一切ないにもかかわらず、約2年間一人でやりくりしてたくましく生きてきた女の子でした。授業中は本当に不真面目だったので、第一印象はものすごく悪かったですが、お互いを知るうちに仲良くなるまでに時間はかかりませんでした。普通では考えられないバックグラウンドを持っていながら、僕をいつも笑わせてくれる素敵なパーソナリティーの持ち主だったので、当然リスペクトして接していたのですが、それが彼女を混乱させてしまいました。

彼女の友達の同じクラスメイトが、僕の対応が彼女に対してだけ違うことに気づき、「僕が彼女のことをどう思っているのか!?」の調査が始まりました。実際、あまりに不自然なチェックだったので、ついつい演技をしてしまいました。「Yes or No」しか答えがない人たちが、「グレーゾーン」を好む日本人に対して探りを入れるのは、子供が大人と知恵比べをするようなものです。しかし、実はこのようなことに発展するのは2回目だったので、今回は彼女に直接どう思っているのか聞くべきだったと反省しています。というのも、このクラスにいられる最後の日に彼女が友達へ「He doesn't need me.」と言っているを聞いてしまい、女心を理解できない自分の責任でしたし、このあと挽回を図りましたが当然ダメでした。

とにかくこのモヤモヤはもう晴れたのと、明日は久しぶりにGIGに行くので、まだまだ始まったばかりの夏を楽しみたいと思います。