Thursday 31 December 2009

大晦日

年越しそば(インスタントタイプ)も食べ終わり、これからカウントダウンのためにLondon Eyeの近くまで行ってきます。

2009年は、仕事等において、文化の違いからくるいろいろな問題を多く経験が出来たことが大きな収穫でしたが、メインである英語の上達に関して言えば、自分のLazyが原因で思った以上に伸び悩んだ結果になったと思っています。こちらで仕事を通じて自分のキャリアを磨くことが目的であるため、足踏みをしているようでは将来がないと思っています。

2010年の大晦日は笑って迎えられるように、明日からの1年「自分に厳しく」限られた時間の中で、精一杯目標に向かって頑張って生きたいと思います。

それではみなさん、よいお年を!

Wednesday 23 December 2009

診療報酬引き上げに対するコメント

もともと大学病院で働いていた経験のある筆者のため、今回のコメントは、現在の日本の医療システムについて理解している立場からのコメントになることをご理解していただきたいと思います。

今回の診療報酬引き上げは全体的に0.2%ととても低く、過去10年で7%も下がっていたことと比較すると、限りなく「0」に近いもので、ただ単に民主党が医師会からの献金目当てに体裁を繕っただけのような気がします。また、診療報酬は病院全体の収入に比例するものなので、すぐに医師・看護師等の医療従事者の給料が上がるわけではなく、赤字病院の減少や設備投資が最初に起こるものと予想しています。その他、救命救急・外科・婦人科・小児科に対する配慮がまだまだ足りていないなど、多くの課題が残っています。残念ながら、このボランティア的な日本の医療の現状を変えるのは、まだまだ時間がかかりそうです。

以下は、Yahoo Japanの「診療報酬引き上げ」に対するコメント抜粋です。医療従事者の一人として、過去に頑張っていたことを誇りにしたいと思います。

WHO2005年の報告で日本の医療の質は世界一、コストは対GDP比でOECD加盟国で日本は世界で22番目、ちなみに後ろはスロバキア、ハンガリーなどが続きます。もちろん平均以下・・・

外来受診1人1回当りの平均医療費は日本9000円(3割負担だと2700円の支払い)に対し、アメリカ6万円、北欧9万円程度になります。他の先進国の10分の1程の値段で病気治して、儲かるわけないでしょ。

これまでの日本の医療に対する値段が格安すぎたんですよ。少なくとも他の先進国ではありえないくらいに。

医療機器は何千万・何億と金食うし、患者は医療従事者に対してはなぜかボランティア性とかを求めるし。医療従事者は医療費を払わない人、理不尽な要求ばかりする人などでも、倫理観から断れないだけで何してもいいわけではない。赤字経営で大変な病院がたくさんあるのに、医療従事者が儲けすぎみたいな酷い偏見はやめて欲しい。etc...

「医は仁術」これを利用して、政府が極端に医療費を抑えたことが現在の医療崩壊を作り、豊かになりすぎた日本が我慢できない人たち(モンスターペイシェント)を生んでしまったと思います。医療も欧米のようにビジネスができて、医療費を独自に設定できること(自由診療 or 上げること)ができれば「命の値段」に対する考え方が変わるはずです。先人達の「ツケ」を払う世代として、まったくもってUnfairと感じます。

Sunday 20 December 2009

ユーロスター

Lisboaの旅行話の前に、緊急ネタが入ったので書かせていただきたいと思います。

昨日、友人のBelgiumへの帰国の手伝い(下宿先から駅までの荷物運び)のため、Eurostarの始発駅である、King's Cross Stationに行ってきました。ご存知の方もいるとは思いますが、ここのところの寒波の影響でEuro tunnel内の電気系統がやられ、Eurostarがtunnel内で閉じ込められたため、France,Belgium行きのすべての便がCancelになってしまいました。今はChritmas前最後の週末ということもあり、多くの帰国予定者が足止めに会い、駅構内はTotally Chaosでした。私は、「電車の運転が再開するまでホストファミリーの家にお世話になるように」と勧めましたが、彼らは「もしかしたら臨時の電車が出るかもしれないし、ASAPで帰りたいから駅に居座る」言い張り、駅で一泊しました。(私は夜10時まで行動を共にし、さよならを言って帰りました)今日は、彼らと連絡が取れないので非常に不安ではありますが、今はBelgiumの帰路の途中であって欲しいと思うと共に、彼らの両親、恋人の待つBelgiumに無事帰ることができることを祈っています。

彼らは、高校を卒業したばかりの18,19歳のBelgian(Close friendの国籍はSpain)で、Belgium Governmentの語学プログラム(高校を卒業後、1年を掛けてEnglishとDutch or Germanを勉強できるシステムで、国が費用の半分を負担。Belgiumでは、NorthがDutch,SouthがFrenchと、Switzerlandと同じように数ヶ国語が国内で公用語として話されているため、このような素敵なシステムがあるそうです。)で、ロンドンにEnglishの勉強をしに来ているところで、出会いました。Spanish国籍の私のClose friendは、もともとColumbia出身ですが、両親の仕事のためSpain、Belgiumと移り住んでいます。そのため、すでにSpanish,EnglishそしてFrenchを操り、来年2月からはいよいよDutchの勉強を始めます。二十歳を前に4ヶ国語目の勉強、その一方で英語の習得に未だ苦戦する20代後半の管理人。非常に切ないものがあります。



ヨーロッパでは、お互いの国同士が近いことや、Roman Language(Italian,French,Spanish,Portuguese,Romania language and Catalonia language)の影響もあるため、2,3ヶ国語を話すことが出来る人が大勢いますし、若いときからいろんな言語に触れる環境が整っています。子供の語学力の将来を考えるのであれば、ヨーロッパでの生活をオススメしたいと思います。

Thursday 17 December 2009

しわ寄せ

昨日、旅行先のLisboaから戻って参りました。4日間と、とても短い期間でしたが、大きなトラブルもなく楽しい時間を過ごすことが出来ました。Lisboaの話は次回以降のBlogで何回かに分けてお話させていただきたいと思います。

さて、前回の話に戻りまして、職場での話です。
旅行前にOver night(夜12:00-翌日朝8:30のshift)という形で仕事をしました。8時間半の労働でしたことは、ただの「品出し」だけです。この時期のChristmas商戦にあわせて毎日Deliveryが届くのですが、毎日毎日処理しきれないDeliveryが溜まっていき、それを処理するために今回のOver night shiftが発生しました。私はてっきりLayout change等をするのかと思い参加を決意したのですが、がっかりでした。また、Agencyから深夜スタッフを雇ってまで作業をしていたことがわかり、Over night shift自体、Lazyを証明する「恥」でしかありませんでした。

では、なぜ今回のことが起こってしまったのか、原因は簡単でした。Store Manager, Assistant Manager and Supervisorの「人を動かす立場にある人達」の「無能」さから来るのもで、彼らが「責任」「ノルマ」を理解して、Staffを的確な場所に配置し、Controllする(目的・目標を少なからず指し示す)ことが出来ていれば、現状は違ったものになっていたと思います。またStaffは、基本的に働かない人たち(日本人と比較すると)なので、どうしたら部下が動くのか理解する必要がありましたが、それをしていなかったのがさらに拍車をかけました。(実際、彼らはそんな器用なこと出来ませんが)

また、去る9月を持ちまして、今までSupervisorにもかかわらず店長以上に働いてた日本人Staffが帰国しました。それと同時に、1年以上働いていたExperiencedなStaffも、Area Manager and Store Managerのやり方に堪えかね次々と辞めていきました。私の働いているBranchの総合的なパワーの衰えは見るからに明確でした。この現状に対し、何回もStore managerの「やり方」に対し口論を交わましたが、「Staffが辞めていくのは構わないの」一点張りで、「職場において何が一番大事なのか」を理解してもらえませんでした。遅れること数ヶ月、ようやくそれに最近気づいたようで、Store ManagerのAttitudeも変わりましたが、一番下のポジションにある私に警告をされているのにもかかわらず、悪い状況になるまで気がつかないのは、非常に「低レベル」でした。

現在、UNIQLOはイギリスでもっとも「右肩上がり」の企業で、今回のことは痛くもかゆくもないのかもしれません。しかし、今後はStore Managerを始めとする「人を動かす立場にある人達」が、効率的なやり方を考えてもらえると、もっと将来性が出てくると思います。しかし、彼らがそんなことを考えつくのは「ゼロ」に等しいので、私のほうからまたBattleをしてみようと思いますし、すでにFacebookに私の悪口を書いている時点で、「つくづくレベルの低い連中だなぁ」と思ってしまいました。

日本にいたとき、保険点数の低さから診察・検査等しっかりしているにもかかわらず経営が成り立たず、病院が次々に潰れてしまうに現状を目にしてきました。当然ながら、私の働いている病院も日本有数の病院にもかかわらず、その現状に直面し、病院全体で仕事の効率化を図り、なんとか乗り切ってきました。なので、UNIQLOも、もう一度潰れないと(5年ほど前にLondonのUNIQLOは潰れている)危機感を感じて効率化を図らないような気がします。彼らは、お店が潰れてからどうするか考えそうですが...。

散々愚痴を言ってきましたが、常にその職場ごとで尊敬できる・目標となる上司に出会えたことは、私にとって大きな財産です。またそれと同時に、もっと優秀な上司の下で働きたいとも思います。

Friday 11 December 2009

上司の力量がすべて

8時半に仕事が終わり、家に戻ってきてシャワーを浴びて現在10時です。これから知人と11時に会う約束をしているので、blogを書く時間は殆どありませんが、自分なりに今回UNIQLOでなぜOver nightをしてまで働かなければいけなかったのか、はっきり分かったことがあったので今までとの違いをふまえながら論理的(理系人間なので)に証明してみたいと思います。

また後ほど。

Thursday 10 December 2009

Struggle

今日は、朝5時に起きて、7時から14時30分までUNIQLOで仕事をして、15時から語学学校に行って、そして夜の12時から明日の昼まで、またUNIQLOに仕事に行ってきます。

イギリスでは、学生VISA保持者は週に20時間までしか働くことができないことになっています。今週の労働時間は、病院での時間を合わせて40時間overになります。日本にいたときの病院の労働時間(給料を入れないサービス時間も含め)と比較すると半分くらいですが、イギリスにいる目的は英語の勉強です。上司の命令を断ることが出来ない日本社会のため、残念ながら今日は仕事に行かなければ行けませんが、仕事と勉強のラインをしっかりと引くべきだと思っています。

実際、幹部クラスの日本人スタッフに自分の仕事を認めてもらえるのは名誉なことです。しかし、それと同時に普段は低レベルなスタッフに足を引っ張られながら仕事をしなければいけないのも事実です。「英語が出来ない=仕事が出来ない」と見られるのがこの国の暗黙のルール。悔しいですが毎回Show offをしていかなければ同僚達を納得させることは出来ません。「英語さえ出来れば問題なし!」といえば、それがすべてになりますが、残念なことに日本人の特権である「細かい気遣い」や「効率などを考えて(計算して)行動すること」まで彼らは理解できませんし、説明しても理解できません。

本当に疲れます。

明日は学校+Farewell Dinner、土曜日は仕事。そして、日曜の早朝に出発。
旅行の準備をする時間がまったくありませんが、何とかなることを祈ります。

Tuesday 8 December 2009

西洋の文化を楽しむ

先週の日曜日は、今週日曜に旅行するPortugal:Lisboa(Lisbon)の予習をかねて、Portugal Restaurant(その名もCafe Portugal)に行ってきました。Portugal料理はSeafoodをメインで使う料理が多く、そして味は濃いため、非常に日本に近い味になっていました。また、店内で出会った:(Portugalの説明をしたら止まらなくなる)素敵なお客さんに知り合うことも出来、Lisboaへの旅行(特に現地の人との交流)が非常に楽しみになってきました。運のいいことに、彼らは非常に歴史に詳しく、江戸時代における日本との貿易も当然知っており、「Tramが走っててLisboaと同じような街が日本にもあるんだろ!?"Nagasaki"って言う」と、彼らから聞かれた時はびっくりしました。旅行から戻ってきてから会う約束をしたので、彼らと旅行話が出来ることを楽しみにしています。

また昨日は、Part timeで仕事をしているUNIQLOのChristmas Partyに参加してきました。Partyはロンドン中心部にある大きなクラブを貸し切って行われ、ロンドン市内のユニクロ(約10店舗)スタッフが一堂に会して集まったこともあり、非常に大きなPartyになりました。当日までDress codeが引っかかりどんな服装をしていけばいいのか悩んだ筆者ですが、人生初となるFormalな服装での参加は新鮮で、楽しむことが出来ました。

ちなみに、白人のおねーちゃん方の服装は、とても露出が多くSexyで似合っていましたが、Asia人が同じような服装をしている姿には少し違和感を感じました。これは、「Show off文化の違いから来るものなのかなぁ」と、一人外から眺めていました。私は、Clubに行くのもいいですが、居酒屋に行ってお酒を飲みながら、おいしい料理を食べる文化のほうが好きです。

Saturday 5 December 2009

光陰矢のごとし

ロンドンに来てから、今日でちょうど1年半。長いようでまだまだ短い1年半。残りのVISAの期限は半年しかありませんが、何とかして(裏金、偽装結婚、不法滞在etc...)もう少しこの国で自分のcareerを磨いていきたいと思っています。

現在、職場&クラスで非常に面倒くさい問題を抱えている筆者ですが、日本人だからこそ経験する悩みではないかと思います。文化の違いからくる、日本では考えられない問題にいろいろ悩まされたりしますが、これらが必ず今後につながると思い日々生活しています。

ちなみに、上記の問題とは、
職場:英語が出来ないわりに仕事を一生懸命頑張るため、仕事を適当にしたい・出来ない人たち・中国人からの僻み
学校:誰とでも仲良くしている様子やスキンシップの少なさから、ラテン系女性からゲイに間違われる

※人にもよるとは思いますが、ラテン系女性に対しては、なるべく体をベタベタ触って常に構ってあげないといけないことが分かりました。ラテン女性を構っているところを、あまり日本人女性に見られたくないものです。セクハラとスキンシップの違いは、人種の違い!

ちなみに、日本人の視点から欧米の女性を見ると、ごく一部のレイディを除き品がなくBitchです。教養のある素敵な女性に出会いたいと思う筆者ですが、そういう女性はすでに結婚されていることが多く、非常に残念です。