Monday 31 May 2010

Japan v England の試合の感想

過去2戦(セルビア、韓国)の試合結果から、今年のワールドカップはもうだめなのかと思ってこの試合を見る予定でしたが、良い意味で期待を裏切ってくれた試合でとても興奮しました。

まず、試合開始前からテンションが上がっていたのはキャプテンをした長谷部選手です。彼とは小学校と中学校が同じで、僕の世代の1つ下の世代に当たります。当時から全国レベルの有名な選手ではなく、プロ2年目から伸びた選手です。いつの間にか、身近な選手が国を背負って戦っている姿に、自分もイギリスで何かを成し遂げたい(血が騒ぐような)気持ちになりました。

確かに力の差は歴然でしたが、日本代表の「弱者の戦い」は日本人特有のCleverなところが出ていて、ワールドカップに希望の持てる試合ではないのかと思いました。おまけに「優しさ」も出てしまったため、オウンゴール2発という、サプライズなプレゼントまでありましたが...。

とにかく、このCleverな戦い方はサッカーだけでなく海外で生活する際にも必要だと僕は思っています。インターナショナルな環境で生活をしていると、一般的に日本人はアジア人として見られ中国人と同じ扱いを受けます。(日本人女性は除きますし、日本人だと分かると相手が態度を変えることが多いですが)残念ながら外見は変えようがないので、それ以外(内面)でアピールしていくしか方法がありません。実際、「白人は頭が悪い」ことを見せ付けると、うちの家にいるパラサイトのように幼稚園レベルの嫌がらせが来ます。人にもよりますが、所詮こんなレベルなのです。日本人は「頭」で勝負です!

イギリスに来て以来祖国愛(パトリオティズム)が強くなりすぎたこともあり、実は昨日の試合が初めて心の底から日本代表を応援した試合のように感じます。

いよいよ、明日から6月。みなさん素敵な6月を!

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