Sunday 22 May 2011

外見というコンプレックス

相変わらずテレビで、「日本人は白人黒人と同レベルで、東南アジアや南米など国々より上」のようなことをやっているけれど、なんで現実を伝えないのかと思う。外見で日本人が白人を見分けられないのと同じように、海外では彼らは日本人と中国人や韓国人との違いが分らなく、よっぽどのことがない限り一緒にされる。おまけにこの2つの国(北朝鮮を入れて3つの国)は評判がすこぶる悪い。

僕の経験から、ヨーロッパでは白人とカラード(有色人種)の間にGapがあるにしろ、有色人種の中で黒人とヒスパニック(ラテンアメリカ)が同レベルで、Chineseと一括りされるアジア人が最下層に位置していると思う。ヒスパニックはなんだかんだ白人の血が入っているし、黒人はスポーツや音楽などで市民権を得ているけれど、アジア人はあまりそれがない。Academicの世界では逆にアジア人が多いようだけど、容姿も影響してGeneralな考えではまだまだ。日本人女性はmodestなのでこれに当てはまらないし(多くの男性から人気があるのは当然だと思う)、移民の国アメリカは別。

で問題は、自分の属する"アジア人男性"の位置付けだと思う。外見も内面も本当に非常に残念な存在。自分もこのclassに属してしまうわけで、いろいろ悩んだとこを思い出す。それでもロンドンでの良い思い出の1つに、PublicなところでLady Firstをすると、たとえそれがアジア人だったとしてもそれなりのreactionを返して貰えるということがあった。文化が違うにせよ、Western社会にも関わらずこういうことをやらないからアジア人は見下されるのかなぁって思う。

性格的にRebelしたくなるというか、こんな現状を知ってしまうと、外見では絶対に白人男性に勝てないからこそ、彼らが持っていないような内面的・能力的な何か(料理等...)を持たなければとついつい張り合おうとする。これからのGlobalisationから取り残される平和な日本での生活か、大変な海外での生活を選べるとしたら、やっぱり海外で挑戦したい。

最後に、外見よりも中身を見てくれた友達には感謝。

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