Wednesday, 14 July 2010

強い精神力

文化の違う国で生活をすることは、当たり前ですがストレスを感じながらの生活になります。この「違う環境」と上手に付き合っていくことが「出来る or 出来ない」は最終的に本人次第になり、出来なければ当然潰れてしまいます。

海外は日本と違って冷たいので誰も助けてはくれませんし、自分自身が一人でしっかり立っていなければいけません。逆を言えば、自分一人でいろいろと出来れば他人に依存されないので、これほど楽な社会はありません。

今日は、自分の周りの人にも手を差し伸べたいと思いましたが、残念ながら僕にはそんな余裕はありませんでした。冷たいようですが、海外では「自分第一」にしなければ、「自分が損する」だけです。他人への「同情」は捨てなければいけませんし、自分に同情する時間があるのなら、前を向いてその時間を夢を追う時間に充てる必要があります。

僕のいるExamクラスには現在、夢を持って・とてつもないエネルギーを発している10代の女の子達が3人います。彼女達はフランス人、ドイツ人、そしてロシア人で、その国の将来を背負う人たちではないかと僕は思っています。(他にも、時間があったら勉強をしているルーマニアの女の子などもいます)

ドイツ人の女の子は、「両親が大学に行くお金を出してくれないから、奨学金を貰い易いアメリカの大学に行く」と教えてくれて、「おまけに院まで行くから、卒業は20後半になっちゃう」と、茶目っ気たっぷりに話してくれました。ロシア人の女の子も同じような考えで、将来の「院」進学をイギリスにするかアメリカにするか現在考え中で、その過程として毎年夏休みを利用して英語の勉強をしに来ているとのことでした。フランス人の女の子は先月高校を卒業したばかりの17歳ですが、2年前にCambridge ExamのFCEレベルをクリアしているので、はっきり言ってネイティブレベルの英語力です。Exam Classにいる理由は「難しいから面白い」とのことで、実際あともう1,2ヶ国語は勉強するそうです。

本当に将来が末恐ろしい女の子達で、彼女達のメンタリティーとモティベーションの凄さには圧倒されるばかりで=見習うところが多々あり、幸運なことにとても刺激を受けています。自分にも言えたことでしたが、もっと多くの日本人が若いうちから海外に出ないこの現状から、10年後日本は中国の属国になるのかなぁと思ってしまいます。

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